びまん性肺胞障害 硝子膜. 特発性間質性肺炎の一種。 臨床的には原因不明の急性呼吸促迫症候群（acute respiratory distress syndrome：ards）である。 経過が急性な間質性肺炎ではなく，あくまでびまん性肺胞障害（diffuse alveolar damage：dad）を呈する病態である。 Dad） の所見が特徴的である 2) ．一般的に，dad の組織像は時 間経過とともに滲出期から器質化期，更に線維化期へと変
5.肺・胸膜 (12)間質性肺炎（びまん性肺胞傷害DAD／急性間質性肺炎AIP）病理コア画像 from pathology.or.jpとして矛盾しないと考えた．また細気管支から肺胞道 にかけて，びまん性に硝子膜が沈着していた．死因は cpl，肺硝子膜症，および縦隔気腫と両肺気胸に基づく 呼吸不全とした． cpl はリンパ系障害の一つとして位置付けられてお う器質化病変と、気腔内に硝子膜形成を伴う滲出 期から増殖期のびまん性肺胞障害を認めた。肺胞 腔には組織球の集簇を認め、気道内に好中球の集 簇も認められた。右肺優位に肺胞出血も認められ た。器質化部では血流うっ滞によると考えられる れた間質性肺炎と考えられる，急性間質性肺炎 （acuteinterstitialpneumonia：aip）は，病理組 織学的にはびまん性肺胞障害（diffusealveolar damage：dad）パターンをとる．dadパター ンの特徴は滲出期に続く硝子膜形成である．変 化は一様で，線維化もびまん性に認める．
う器質化病変と、気腔内に硝子膜形成を伴う滲出 期から増殖期のびまん性肺胞障害を認めた。肺胞 腔には組織球の集簇を認め、気道内に好中球の集 簇も認められた。右肺優位に肺胞出血も認められ た。器質化部では血流うっ滞によると考えられる
が出現する．陰影の性状は，淡いスリガラス陰影から濃 厚な浸潤影まで様々で，かつ種々の程度に混在して陰影 が出現8）する． 急性増悪の病理 従来急性増悪の病理像は，uipに硝子膜を伴うびらん 性肺胞障害（dad）が加わった病理像と理解（fig. Dad） の所見が特徴的である 2) ．一般的に，dad の組織像は時 間経過とともに滲出期から器質化期，更に線維化期へと変 特発性間質性肺炎の一種。 臨床的には原因不明の急性呼吸促迫症候群（acute respiratory distress syndrome：ards）である。 経過が急性な間質性肺炎ではなく，あくまでびまん性肺胞障害（diffuse alveolar damage：dad）を呈する病態である。
として矛盾しないと考えた．また細気管支から肺胞道 にかけて，びまん性に硝子膜が沈着していた．死因は Cpl，肺硝子膜症，および縦隔気腫と両肺気胸に基づく 呼吸不全とした． Cpl はリンパ系障害の一つとして位置付けられてお
れた間質性肺炎と考えられる，急性間質性肺炎 （acuteinterstitialpneumonia：aip）は，病理組 織学的にはびまん性肺胞障害（diffusealveolar damage：dad）パターンをとる．dadパター ンの特徴は滲出期に続く硝子膜形成である．変 化は一様で，線維化もびまん性に認める．
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